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2025年05月12日
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カンボジアへ珍道ストーリー

2008年10月10日
今日はカンボジアへ帰る日。
帰る?!と不思議に思われる方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、
私の生活のベースはカンボジアです。

今回は久しぶりに陸路で行くことにしました。
この悪名高いツーリストバスはタイ側はそれほど問題はなく
問題は国境からカンボジア側だといわれている
何度も厳重注意を受けているにもかかわらず
その、悪さは収まることが無く、裏では大物(かなりの)政治家が
操作しているやらなんやら・・・。だからどれだけ悪いことをしていても
この組織は解体されることはないのである。
今現在MPツアーのオフィスには、
「チケットを販売しますが、全ての責任は取りませんので自己責任で
購入してください」と張り紙をしている。

8時に出発して、国境までは順調に到着。国境手前のレストランに
到着後、カンボジア人のスタッフが乗り込んできて、  

「show me the ticket please」
(チケットを見せてください)

一応、国境に年間2000人以上送客しているので、無料で
乗せてもらっている。

「i do not have ticket」
(私はチケットを持っていません)

ちょっと言葉足らずだったかなぁ・・とは思ったし、クメール語で
言えばよかったかなぁ・・・とも思ったのだが、
そのときは気にしなかった。

しかし・・・

「if you do not have ticket, please pay 600B or get off from the
bus now」
(もしあなたがチケットを持っていないのなら、今600バーツ払うかバスから降りろ)

えぇぇぇぇ・・・バンコクからのチケットが280バーツなのになんで
600バーツ払うんだ?!
私がごちゃごちゃ言っていると、私の荷物を掴み取るとバスから降ろし
はじめた。私が理由を説明しようとしても聞く耳持たず。
最初は面白がっていた私も、だんだん腹が立ってきて、

クメール語で「いい加減にして、年間2000人送客してるんだこっちは!
今すぐ社長に電話して契約破棄するぞ!」
と怒鳴り散らして、社長に電話する云々15分。

放り捨てられた私の荷物と私が行き場をなくしうろうろしているものだから
一緒に乗ってきたお客さんも、心配そうに哀れに思ってくれたのか、
「大丈夫か」なんて声をかけてくるけれども、
心の中で「大丈夫だ、私ならなんとかなる」
なんて言い聞かせてひたすら待った。

しばらくすると、一番えらい(という)人が出てきて、

「あなたはKUMIか?」
「はい。そうですけど?」
「どしてKUMIだといわない?」
「どうしてKUMIだと聞かない?」
「わはははは」

わはははは・・・じゃないよ。この野郎。

コーラをおごってもらい、チャーハンをおごってもらい
満足♪ 私ってなんて単純なんでしょう。(笑)

冗談はさておき、MPツアーのカンボジア部門を担当して
4年。国境には300回以上行っていると思う。そのたんびに
バス会社と大喧嘩をして、警察と大喧嘩をして、
身柄を拘束されたこともあったし、いろいろ脅されたこともあった。
警察から出頭命令が出て、裁判所に行ったこともあった。

それだけ、私はMPツアーのカンボジア部門に力を入れているし、
はっきり行って、人生をかけている。

アンコールワットツアーに関しては、
バス会社が理不尽なことをすれば戦うし、
警察のお小遣い稼ぎの度が過ぎれば、訴える。
MPツアーからカンボジアへ行く人は4年前、私がこの仕事に付いた頃は
600人ちょっとだったのが、今年は1500人を越える勢いである。
MPツアーのカンボジアツアーがもっと面白く、もっと幅を広げていける
様に、本当に誠心誠意やりたい、というのが私の願いである。


カンボジアに行こうと思っている方、安くつけたい、しっかりと
アンコールワットを見たい、そして、メンドクサイトラブルだけは
勘弁してくれという方、
是非MPツアーのアンコールワットツアーに参加してください。
カンボジアに行く方法はバスチケットだけではありませんよ。

最後は何か、宣伝で終わっちゃいましたね(笑)
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